明日07/10(日)は参議院選挙投票日です。
投票前日ではありますが、全国的にあいにくの雨で候補者・各政党の選挙戦ラストスパートには冷水になりました。
関東地方でも結構な大降りでしたので、外出を控える人が多かったんではないでしょうか。
夜になるとNHK「党首は何を訴えたのか~密着18日間の戦い~」では各党が党首を中心にした選挙活動がOAされています。
内容的には、選挙前の情勢をなぞった流れなので概ね予想通りです。
政権与党の各党首が頼もしく見えてしまい、説得力があるのは当然かもしれません。
決して暗くはないですが、明るいという印象も受けませんでした。
当然ですね、政権を担当する責任の重さを考えれば、大変ですし言い訳は一切出来ません。
一方、野党各党は生き残りをかける必死が伝わってきますが、例外的に楽しげに見える党が唯一ありました。
党首自ら「楽しい!」と言ってはばからず、まるで選挙をエンターテイメントとして捉えているようです。
そもそも政治は祭り事ですから、その取り組み方は恐らくは正しいのでしょう。
しかし、応援している支持者層は本当に「楽しい!」と感じているでしょうか?
選挙応援そのものは正にお祭りですし、若い層からすればライブやフェスと同感覚で「楽しい!」とその場の雰囲気を楽しむことはあるでしょう。
でも演説が終った瞬間には間違いなく現実に引き戻されますが、果たして「楽しい!」感覚を共感できているのか?継続しているのか?大いに疑問です。
以前、ラジオ番組のインタビューで党幹部が「楽しい!」を連発した時にも目線の置き所に違和感を持ちました。
そして今晩、党首のコメントを観て、改めて確認しました。
不景気ムードを大歓迎している、この世の春を謳歌している…と。
来週には唯一のユーフォリア(euphoria)、絶好調政党に躍り出る?かもしれませんが…。
さてさて、明日の選挙結果を静観するとして、ブログに勤しむとします、笑。
出版業界も注目の新刊ラッシュ、世間の衆目を集めるブーム状態です。