ジョージ クルーニー Paramount Pictures 2013-11-26
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以前からタイトルだけは知っていました。
しかし、内容は全く知らず予備知識ゼロで観るという珍しいパターンでした。
結果、観る価値有り、かなり楽しめました。
敏腕ビジネスマンが主人公であるので、スピーディな展開で飽きること無くエンドロールまで辿り着きます。
公開されたのは2009年末、企画・製作は2008年、ですからリーマンショックの真っ只中…。
全米のみならず全世界が明日がどうなるか?分からない…の不安に苛まれていた最中に撮影が進んでいたのでしょう。
その意味では非常にリアリティを持っていたのは間違いありません。
そして、その大きな流れは恐らくは現在も続いていることだと思います。
主演:ジョージ・クルーニーの有能なビジネスマン役はまさにハマリ役とも思え、色男ぶりを遺憾なく発揮しています。
また周りを取り囲むように助演・脇役のほとんどが女性なのも笑えます。
実際に映っている時間のほとんどがジョージ・クルーニーと女性という構図です。
これはジョージ・クルーニーの女性ファンを強く意識した作りです。
貴女ならどうする?という物語に入り込み易くする絶妙のアプローチでもあります。
もちろん、男性ならジョージ・クルーニーになったと思えば良いのですが、そう簡単に入り込めませんが、笑。
仕事、合理性、時間管理、家族、パートナーなど誰にも当てはまるようなテーマを時代の背景に合わせた映画作りには感心しました。
隙の無いシッカリした構成だなぁ、と思っていたら、製作会社:ドリームワークス(創業者:スティーヴン・スピルバーグ他)だったのでなるほどと納得もしました。
時間:1時間49分と長くないので、サクッといけます。
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