このところお休みしていた「神奈川県立近代美術館 葉山館」に伺いました。

「クエイ兄弟―ファントム・ミュージアム―」が本日07/23土に開展し、初日が良いと思いました。

葉山御用邸

逗子駅からバスで葉山御用邸まで、そこからスレ違いざまに“こんにちわ!”とご挨拶を2-3回交わしながら一色海岸へ。

一色海岸は、個人的には関東最良の海岸と思っています。

この雰囲気はいつ来ても落ち着きます。

一色海岸

南北に小高い山、きれいに湾曲した砂浜、防砂林の松の木陰、波が大きく立つことが少なく、全てが安心できます。

本日は少し涼しい位の天候だったからでしょうか、人出も思ったより少なかったです。

そして一色海岸から目的地「神奈川県立近代美術館 葉山館」へ入りました。

大峰山のモッコリした緑を背景にした葉山館、お気に入りです。

神奈川県立近代美術館 葉山館

今回の「クエイ兄弟展」ですが、クエイ兄弟さまのことは一切知らず、勉強不足のまま、事前情報も先入観ゼロのままでした。

結果、却ってその方が良かったかもしれません。

感想をヒトコトで言えば、幻想的、摩訶不思議!です、とても強烈な印象が残りました。

by カエレバ

ストップモーション・アニメーションという古くて新しい表現方法の分野で斬新かつ個性的な映像には驚きました。

内容としては、過去の映像作品(長編)を2-3分づつピックアップしたものを3-4本まとめて合計10分程度の短編化された特別映像をメインの作品でした。

特別映像を大小4-5箇所で流し、その撮影に使用されたパペット(puppet:操り人形)とジオラマ、背景セット等の展示も大変興味深かったです。

by カエレバ

クエイ兄弟は、まるで夢の中に出てくるような風景を映像化する力量の凄味には本当に驚きました。

まだ全体的な知識が足りないので、メッセージ性をそれ程強く感じることはありませんでした。

本当は強烈なのかもしれないですが…。

deer
deer

展示物を隅々までジックリと見て回るとちょうど2時間となり、全体が長編アニメのような構成だった感じました。

一度出口から外に出てから、入り口へと行ってみるとクエイ兄弟ご本人たちを囲んだセレプションパーティが開かれていました。

クエイ兄弟

全く同じ雰囲気を持つクエイ兄弟が熱烈なファン?、映像関係者風?な方々と楽しげにお話されていました。

私はもちろん話しかける勇気もなく遠巻きに眺めていただけでしたが…。

葉山館_大峰山

幻想的な企画展を後にしてから、逗子駅までの約5kmの道のりをノンビリ歩いて行こうと思いました。

途中、森戸海岸の海の家でアフリカ音楽バンドの生演奏を15分ほど楽しみました。

夕方には毎日のようにライブがセットされているのでオススメですね。

逗子海岸を経由して、駅前近くの「gigi (ジジ) 」で水分補給で2回めの一休み。

一色海岸~美術館~森戸海岸~逗子海岸と逗子葉山の海岸線を北上するオススメの観光コースです。