リオデジャネイロ五輪で虚偽の強盗被害に遭ったと訴えていた競泳男子・米国代表ライアン・ロクテ選手ですが、スポンサーが続々と契約解除を発表している、というニュースが2016/08/23にありました。
そのスポンサー各社は
- スピード(Speedo):水着メーカー
- ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN):衣料品メーカー
- エアウィーヴ(Airweave):日本・マットレスメーカー
- シネロン・キャンデラ(Syneron Candela):医療用レーザー治療装置の販売
- ジェントル・ヘア・リムーバル:脱毛サービスチェーン
スピード
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水着メーカー・スピードは金メダリストにとっては定番、華麗なる生活の基盤になっていたかもしれません。
ラルフ・ローレンはカジュアル系では高級感があるブランド、高身長・2枚目のロクテ選手はイメージに近いです。
何と日本企業エアウィーヴの名前があったのでビックリ、米国市場のPR戦略と思います。
上記の契約金額だけでも直近年間1億円以上、その他にも多様なCM契約があるはずです。
向こう10年の将来価値を含めれば、10億円以上と推測します。
ロクテ選手はこんなに有名なブランドと契約を結んでいながら、何という勿体無い大失態を演じたんでしょうか…。
現在32歳、リオ五輪を引退への花道としても良い年齢です…。
改めて、オリンピックだけの実績を振り返ります。
- 2004年・アテネ :4x200mリレー・金、200m個人メドレー・銀
- 2008年・北京 :4x200mリレー・金、200m個人メドレー・銅、400m個人メドレー・銅、他
- 2012年・ロンドン:4x200mリレー・金、400m個人メドレー・金、200m個人メドレー・銀、4×100mリレー・銀、他
- 2016年・リオ :4x200mリレー・金
4大会で合計12個のメダルを獲得している紛れも無く競泳界のスーパースターです。
マイケル・フェルプス選手に次ぐハイレベルの選手だけに残念でなりません。
そんなロクテ選手が何故こんなに愚かな行為をしてしまったのか?です。
大会期間中のストレスから開放されて、パーティーでグイグイ酒を呑んでしまい、盛り上がり過ぎての破壊行為だったのでしょう。
酔って暴れる人がいれば、銃で護身するのがブラジルのガゾリンスタンド店員のマニュアルかもしれません。
弁償を強要されたという被害者意識の腹癒せにしては“虚偽の強盗被害のデッチ上げ”は些か度が過ぎていました。
どうせ分かりゃしないさ!の子供染みた悪ノリには誰もが目をヒンむく程、浅はかです。
加えて、ブラジル治安当局への侮蔑的行為にも他なりません。
米国内でのバッシングは苛烈を極めているという報道もあります。
しかし、反省の弁を述べたり、多額の寄付をしても簡単には償えるほど世界は甘くないです。
ロクテ選手のようなスーパースターが今後どのようなストーリーを歩むのか?
世界の端っこから注視していこうかなと思っています。
これも勉強の一つですから…。
マイケル・フェルプス選手はロクテ選手一味ではなかったのに胸を撫で下ろしている米国民も多かったかもしれませんね…。
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