“行くべき美術館”特集する書籍・雑誌に必ずと言っても登場するのが「足立美術館」です。
横山大観の130点ものコレクションも然ることながら、圧倒的な美しさの日本庭園で世界的に有名です。
前から行ってみたい思っていますが、島根県安来市へはそれなりの準備と心構えも必要です。
もう少し勉強してから…と思いながら、2016/09/03のテレビ東京・クロスロード「小林伸彦/足立美術館 庭園部長」を観ました。
番組の内容では、足立美術館の日本庭園を管理を任されている庭園部長・小林伸彦さんの仕事ぶりに密着取材したものでした。
日本一の評価をとり続けて13年、その庭園アーティストとしての活躍と苦労の様子がよく分かりました。
小林伸彦さんの庭園美に対する執念は庭師職人というよりも完全に美術的、絵画的アーティストです。
生きている植物や自然を美術館の窓という額縁に収めていく…のはまさに離れ業とも言えます。
その仕事ぶりは、厳しすぎるのでは?と思える程の完璧主義です。
しかし、その完成度を高めるために部下の庭師6人と共に日々手入れに余念が無い…という内容でした。
季節ごとの美しさがあるので、いつ行っても必ず感動できるという保証のようなものが伝わってきました。
自分のアート・ツーリズムの中でも元々上位にあった「足立美術館」ですが、今現在一位になっています。
時間を作っていけるようにしたいです、近いうちにでも。