09/04(日)は以前07月に歩いたコースで最近新しい気付きがあったので、それを確認するコースにしました。

ジョージ・カックルの鎌倉ガイド 単行本 – 2016/8/1 ジョージ カックル (著)

著者のジョージ・カックルさん、インターFMでゆる~いトークで人気のDJです。

鎌倉の街をフワフワとお散歩しているらしいとの評判を聞いたことがあります。

ジョージ・カックルさんのお散歩エリアを紹介している本です。

国道134号線は海沿いの「surfers ZUSHI」から鎌倉方向へは歩道が途中で切れていますが、この本を読んでいたら「披露山への繋がる道」があり、著者ジョージ カックルさんが歩いているページがありました。

それもキレイに舗装された道です。

これは一度確認しておこうと思い、住吉神社の探索とのセットでコースを考えました。

 

09月になると逗子海岸は海水浴客はいなくなり、海は普段通りに戻っています。

海水も澄んで青々としてキレイです。

逗子海岸

134号線を鎌倉方面に進み、「surfers ZUSHI」を左手にスルーして、先に200~300m行くと右手上に「坂道」があるのに気づきました。

国道134号線~披露山

披露山住宅らしき雰囲気の家々に通じる道のようです。

本の道はこれか!と進みましたが、一見134号線と直接通じている様子はないのです。

しかし、歩道の終点手前まで来ると「坂道」に通じるハイキングコースのように踏み固められた小路があったのです!

134号線

クルマではスピードが出易いところなので、完全に見過ごしてしまうでしょう。

やはり、自分の足で現場を確かめてみるべし…という教訓めいたことを再確認しました。

ジョージ・カックルさんがココを歩いていた画でしたが、海の眺めも良かったです。

国道134号線~披露山

そして、久々に大崎公園へ。

大崎公園からの逗子マリーナ

湘南随一の景観も誇る大崎公園ですが、いつも空いているのでとても静かです。

そして手入れも行き届いていて、穏やかなに気分になれます。

大崎公園

披露山住宅から小坪方面に急坂の細い路地を小坪漁港まで下り、今まで覗いたことが無かった小坪マリーナの方向へ。

小坪マリーナの先、逗子方面は断崖絶壁ですが、また細い小路があったので、先に進んでみました。

すると、プライベートビーチ的な小さい砂浜がありました。

小坪マリーナ近くの砂浜

少し遠くの沖にはサーフポイントがあり、逗子側からサーファー達が見れたのはココから行くのだ、とようやく納得しました。

岩場の直ぐ手前なので、相当な勇気が必要、とお見受けします。

小坪マリーナ近くのサーフポイント

さて、踵を返して逗子マリーナ方面へ。

今回のもう一つの目的地「住吉神社」に向かいます。

住吉城址の案内

プールの近くの坂を登り、正覚寺の先を右に曲がり、先に進むとお社が見えました。

住吉神社

境内の右手には屈めば人が通れる程のトンネルがありました!

住吉神社・トンネル跡

昔、住吉城在りし頃は避難路?抜け道?として機能していたようですが、現在は途中で塞がっているそうです。

さすがに中に入ってみようとは思いませんが、神秘的な雰囲気がある文字通り“穴場スポット”です。

これで今回の目標は完了したので、住吉隧道を抜けて市境のバス通へ。

鎌倉市に入り、山側から光明寺へ。

 

光明寺は実に久々ですが、鎌倉最大級の本堂は実に立派、感動的な大きさです。

関東大震災にも耐え抜いた重厚な造りは、美しくバランスがとれたフォルムです。

正に質実剛健の建築物です。

光明寺・本堂

改めて調べれば、先週のイベント「海のカーニバル2016」のモチーフにもなった自主大学「鎌倉アカテミア」は光明寺で開校されていました。

映画監督・鈴木清順氏もかつては在籍して勉学に励んでいたそうです。

映画「ツィゴイネルワイゼン」のロケは鎌倉で行われていたのは知っていましたが、光明寺の場面もあったのには気づきませんでした。

大きな山門は、弘化4年(1847年)頃に鶴岡八幡宮から移築したもので、圧倒的に立派です。

光明寺・山門

浄土宗関東総本山として光明寺はとても風格がある寺院ですね。

光明寺を後にして、鎌倉駅方面へ。

 

残暑の日差しが厳しく、天気予報の気温よりも高温に感じました。

当然猛烈に喉が乾きましたので、駅前の「XROSK」で臨時の水分補給を少し楽しみました。

09月の鎌倉に“落ち着いた夏”を感じました。

ツィゴイネルワイゼン 1980
主演: 原田芳雄, 大谷直子, 大楠道代, 藤田敏八