2016/09/11、米国同時多発攻撃から15年を迎えました。
9.11の関連ニュースを見る度に当時のTVでのライブ映像が鮮明に呼び起こされます…。
当時、仕事から遅くに帰宅してTVを付けたら、いきなりワールドトレードセンター(WTC)が炎上している画像が目に飛び込んできました。
最初は映画のCGか?と思っていましたが、リアルかつ深刻な事態とのコメントでこれは現実なのか?と何回も自問したほどです。
そうしているうちに、目の前で2機目が突入し激突する瞬間をライブで目撃してしまった…と記憶しています。
その後の惨事の連続に時間の感覚を失ってしまう程の衝撃でした…。
そこで記憶と記録を整合させるために事件の時刻を確認しました。
NY時間・08:46:40秒、アメリカン航空11便がワールドトレードセンター北棟に激突。
日本時間・21:46
NY時間・09:03:11秒、ユナイテッド175便がワールドトレードセンター南棟に激突。
日本時間・22:03
帰宅したのは、21:50過ぎでその直後に2機目だったようです。
15年経った今こうして冷静に振り返ると改めて大変な事態だっとと痛感します。
当時に比して、世界は不安的さを増し、テロ対策に余念が無いという状況がさらに加速しています。
2016/09/11、攻撃が起きたニューヨーク、首都ワシントンおよびペンシルベニアの各地で犠牲者を追悼する式典が行われました。
厳かな雰囲気で行われているであろう式典で想定外のハプニングがありました…。
民主党大統領候補・ヒラリー・クリントン氏もニューヨークでの式典に出席していましたが、その式典の途中でヒラリー・クリントン氏が体調不良で退席した、というニュースがありました。
当日のニューヨークは気温28度で湿度が高かったようで脱水症状を起こした、と報じられています。
ヒラリー・クリントン氏はその後に予定していたカリフォルニア州への遊説を中止しました。
ヒラリー・クリントン氏の健康状態は以前から懸念されていましたが、選りに選って9.11という極めて重要な式典というタイミングで“リタイア”してしまいました。
国務長官時代にも度々入院して、執務が停滞していたのは事実です。
現在68歳のヒラリー・クリントン氏、失礼ながら普通に言えば“お祖母様”です。
一般の専業主婦よりも行動力はあるかもしれませんが、ストレスが過大な大統領職が果たして務まるのか?という懸念が現実化してしまいました。
それも或る意味、政治家として極めて大事な式典での悲惨な“大失態”でもあります。
大統領選の佳境では、ドナルド・トランプ共和党大統領候補が強健ぶりを遺憾なく発揮している中、残念ながら今件は失点以外の何物でもありません。
米国大統領が寝込んでしまっては職務に空白期間が生じてしまう…という恐れが出てしまいます。
支持率でややリードを保っているヒラリー・クリントン氏、この試練を乗りきれるか?
大統領選の波乱要因にもなりそうです。