2016/09/21、米国・アップルがフォーミュラワンや高級スポーツカーで有名な英国・マクラーレン・テクノロジー・グループに対して買収を検討している、というニュースがありました。
アップルは自動運転の電気自動車に取り組んでいると見られていますが、過去にはBMWと提携交渉が不調に終わったということもありました。
そして今回は大手自動車メーカーではなく、F1の高い技術を持つマクラーレンにターゲットを定めました。
アップルもグーグルと同じように超巨大市場・自動車産業への参入を着々と準備を進めていたようです
グーグルはPC・スマホのIT関連商品のようにクルマ自体を製造することよりもAI技術のスタンダードを握ると見られています。
一方、アップルが考えるクルマと事業参入のイメージはどうなるのでしょうか?
アップルはPCもスマホも自社の独自ブランド・規格にこだわり、世界を制覇しました。
自動車もアップルブランドになるのか?それともAIなどのソフトの参入になるのか?
もしクルマ本体を製造・販売する?とすれば取り組みは長丁場は必至、根気が必要でもありです。
今回のマクラーレン買収が実現すれば、技術的には文字通りスピードアップ出来ます。
その先の量産体制までには未だ相当な時間がかかりそうなので、さらなる買収の可能性があります。
既存の中堅レベルの自動車メーカーを買収ターゲットになると予想しています。
その意味では、日本メーカーは魅力的であると思いますが…。
フロントパネルにアップルマークが入ったクルマが街中に溢れる光景を目にする時期がくるのかも知れません。
何年先になるのか全然分かりませんが、2019年にEVエンジニアリング作業の完了を目指しているとの報道もあります。
どうなるのかが今から楽しみです。
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