2016/09/23、安倍晋三首相は政府専用機で米国・ニューヨークからキューバの首都・ハバナに到着した、というニュースがありました。
安倍首相はフィデル・カストロ前国家評議会議長、国家元首・ラウル・カストロ議長と会談しました。
日本の首相がキューバを訪問したのは初めてことです。
安倍首相が予定通りキューバ訪問がかなってとても良かったです。
日本とキューバは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で対戦したことやプロ野球に数人在籍していること以外に、目立った交流はほとんどありませんでした。
米国による経済封鎖に協調せざるを得ない立場としては致し方無い日本ですが、これからは大手を振って行き来が出来るでしょう。
石油資源を持たざる国・キューバは外貨獲得のため医療に注力した、と聞いています。
医療が行き届いていない資源国・後進国に医師を派遣して外貨を稼いだそうです。
また農業については、化学肥料などが無いので自然農法を研究を進めて効率化していきました。
ミミズを利用したオーガニック農法はまさに今流でもあります。
日本からは、先ずはお始めに12億7300万円の無償資金協力を実施することになります。
長い経済封鎖によって鎖国化していたキューバですが、日本も本格的な国際社会への復帰の一助になれそうです。
今後は経済協力、人材交流を通じて、政治的な協力も進んでいくと思います。
キューバの人々の日常生活とハバナの街をドキュメンタリータッチで描いた映画「永遠のハバナ」を思い出しました。
時間の流れが実にユッタリして、まるでハバナに自分がいるのか?と錯覚するほどでした。
この時間感覚の違いがこの作品の最大の見どころです。
これからのキューバを理解する上でもオススメできる佳作です。
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