2016/10/22、プロ野球・日本シリーズ・広島対日本ハム・第1戦が行われ、5-1で広島が初戦を制しました。

 

先発投手は、広島・ジョンソン、日本ハム・大谷翔平、両エース対決でした。

広島は初回、1・3塁のチャンスから重盗絡みの本盗を試み、タッチの差で成功させました。

これで後手に回った日本ハムはチャンスをモノに出来ず、ゼロ行進を続けました。

本調子に乗れていない感のあった大谷翔平ですが、この日4番に入った松山・1号(4回裏ソロ) 、エルドレッド・1号(4回裏ソロ)の2発を浴びて、勝負アリとなりました。

 

それでも大谷翔平は、好調の広島打線から打者:27(投球回数:6)に奪三振:11と40.7%の奪三振率でした。

熱狂する広島ファンのアウェイ、小雨の中での慣れない土のグランドなどもあり、今一つ力を出し切れていないのは明らかでした。

 

一方、広島は足を絡ませた細かいプレーも勝負どころでで決まり、手堅く得点を重ねました。

また広島は緒方監督の選手起用がハマっています。

4番を新井貴浩ではなく、松山竜平を起用してこれがホームランに繋がりました。

ジョンソン投手は安定感があり、右打者へのインコースがズバズバ決まり、日本ハム・中田翔・陽岱鋼を始めとする右打者を完全沈黙させました。

 

大谷翔平を打ち崩した広島、大谷翔平で星を落とした日本ハム。

この初戦の試合経過全体がシリーズ全体に大きく影響するように感じました。

広島アスリートマガジン2016年11月号 “特集 なぜカープは89勝できたのか?” 雑誌 – 2016/10/25

by カエレバ